7日目ラグーサ 2008/03/07
Posted by yuichirofuji in 世界一周.add a comment
3月7日 Ragusa

ずっとこの景色を見れることを楽しみにしてました。
今日はラグーサです。
昨日から雨が降ったり止んだり。
テレビで見たラグーサはカラッと晴れた青空の元で家々が輝いていましたが、
雨が降ったラグーサも景色の色を落ち着かせて、とても綺麗です。
ラグーサという街は、シチリア島イブレイ山地の南に位置しています。
渓谷の間に高低差のあるふたつの町並みがあるのですが、
上の写真はその上の町ラグーサ・スペリオーレから下の街(イブラ)ラグーサ・インフェリオーレを眺めた景色です。
朝焼けのイブラを見たかったので、五時に起床。
ちょうど東向けなので綺麗だろうと期待でいっぱい。
調べると日の出は6時半頃。
まだまだじゃーん。気合い入れすぎました。

雨が強く降ってきました。
傘は持っていないので、上着の下にカメラをぶら下げお散歩。
下り坂をゆくと、下の街が見えてきます。

わーーーーーーー!!!
みえましたーーー!!!
ピンクの家も素敵。
テレビでは奥の白い家に住んでいるおばさんが、取材班を上のベランダに招待していたなぁ。
テレビや写真で見ても、やはり実物にはかないません。

ちょうど雲の切れ間に朝日が注ぎ、濡れた家々がしっとりと輝きます。

いったんホテルへ戻り朝食。
ちょっと昼寝して一息ついてから、まず上の町スペリオーレをじっくり散策。
今回の日記、写真もんのすごく多くて、読み込むの時間かかるでしょうが、
気にせず貼りまくります。

この街はオジサマがとても多い。
みんな素敵な帽子をかぶり、傘を手にうろうろ。
街角やバーでは仲良くおしゃべり。

雨が降ったり止んだり、、と思えば氷になりました。ごつごつ降ってきます。
早くイブラ(下の街)へ行きたい気持ちが後押しし、階段を下りていきます。

ピンクの建物が綺麗だな〜と撮っていると、
「ちょっときみ!」
おじさんに呼び止められました。
この街、人と目が合うと「Ciao!」と言葉をかけてくださるのですが、
呼び止められたのははじめて。
なんだろう?と振り返ると、おじさんが近づいてきます。
「(イタリア語)(イタリア語)(イタリア語)」
今回はまったく見当がつきません。
昨日からそうですが、英語がほとんど通じません。
「ごめんなさいイタリア語わからないんです」
何回かそういうと、「ちょっと待って」という感じでおじさんはピンクの家の側の家へ入っていく。
中から若い人が出てきて通訳してくれました。
「宿を探しているのかい?」
なーるほど、ピンクの家は宿だったみたいで、僕がその宿をしばらく見つめていたから宿を探しているように見えたみたい。
「スペリオーレの宿に泊まっているので大丈夫です。まぐらわしくてすみませんでした。ありがとう!」
おじさんは「いいんだよ」というように「Ciao!」といって細道へ入っていきました。
ほんとうに、ホテル以外では英語がまったく通じません。
でもこの街の人は笑顔が優しくて温かい感じがします。
のんびりとした雰囲気。

昨日からずっと雨はふっているのに、あちこちの家で洗濯物干しっぱなし。

バロック様式が暮らしに溶け込んでいて、街全体が芸術品みたい。
階段を上がったり下がったりするとイブラへ到着。

でも車はけっこうなスピードで走り抜けていくんです。
みんなコンパクトカー。じゃなきゃ走れないよね、この街は。

イブラの真ん中に位置するサン・ジョルジョ大聖堂に到着。
圧巻。
なかに入ると、息を飲むほど美しい彫刻やステンドグラス。
シャッターを押す雰囲気ではなかったので撮りませんでした。
しばらく眺めていると、突然パイプオルガンの演奏が始まります。
ものすごく神聖な雰囲気!!と思っていると、、
棺を担いだ人々が入ってきました…!
お葬式が始まったのです。
沢山の人が入ってきて、僕はなんとも気まずい気持ちで端に身を置き、
すぐに大聖堂を出ました。
パシャパシャ写真を撮らなくて良かった。。

あとから見て思ったのですが、この写真に写っているお花もそのための物だったのでしょう。
ぷらぷらしているおじさま方を撮りたくてカメラを構えてしまいました。

虹がかかっていました!
素敵な大聖堂、厳かなパイプオルガンの音色に続いて、こんな虹を見てしまうと
神聖という一単語では申し訳ないほどの、この街に染み付いた信仰と文化を感じました。
今度は違う道で上の街へ戻ります。

道の向こうに見えるスペリオーレの町並みも素敵です。
細い道はどこも一方通行。

信号もないので、押し合いへし合い状態。
道にはずらーっと駐車。
この街では縦列駐車スキル必須です。
ホテルのカフェで夕飯を食べ、また休憩。
夜になってからもう一度イブラへ。
夜のイブラも素敵なのです!

今日一日でいったい何枚写真を撮ったことやら。
地面に這いつくばったり、カメラを手にあーでもないこーでもないと何十分も格闘していても特に問題ないほど治安の良いこの街。
ラグーサ。とても素敵な街でした。

















