16日目シャウエン~青い町並み~ 2008/03/16
Posted by yuichirofuji in 世界一周.Tags: Chefchaouen
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16日目シャウエン~青い町並み~
3月16日 Chefchaouen

朝6時出発の電車に乗るのに、空港で目覚めたのは5:50。
ちょっと慌てながら、なにもスラれてないか確認。

35Dhでムハンマド5世空港からカサブランカまでのチケットを購入。

ちゃんと駅員さんが確認しにやってきます。

カサ・ヴォワジャー駅に到着。
本当はカサ・ポール駅の方が目的地まで近かったのですが、人が沢山降りる当駅で下車してしまいました。
日もまだ昇ったばかりですから、当たり前ですね。
でも人気のない街は危ないです。
こちらでもモロッコの方からの突き刺さるような視線に命を奪われそうであります。

シャウエンという街へ向かうためのCTMバスターミナルを探します。

これがなかなか見つからない。
ガイドブックの地図を見てもなかなか見つけられず、数十分間同じ場所をぐるぐる回ってしまいました。
カフェのおじさんに質問してもうまく伝わらず、大通りに走っている市内バスを指差して「あの通りまで行けばバス停があるよ」と言ってスタスタ店の奥へ。
そのバスじゃなくて、長距離バスを探してるのに…。
思いは伝わらず。
他の現地の方々にもなかなか声をかけづらく、地図と格闘したあげく自力でようやく到着。

カサ・ポール駅から線路沿いに東へ歩くと右手側にゴールデンチューリップファラーというホテルが見えてきます。
そのホテルの裏側の小さな道の右手側にこのCTMバスターミナルがあります。
バスターミナルというのでバスが沢山止まっている大きな広場を想像していましたが、細い道にポンとあるだけ。
入って時刻表を見ても、Chefchaouenの文字はなし。
はて、シャウエンに行けるのか!?と一瞬不安になりましたが、チケット売り場にて告げるとあっさりチケット発行。

上のチケットはシャウエンまでのバスのチケット120Dh。
下のチケットはバッグを預ける際に発行されたチケット、手数料5Dh。
この旅で初めてバッグを人に預けたので、とても不安でした。

シャウエン行きが一日に何台出発しているのか分からなかったのですが、
渡されたチケットには8:30出発と明記。
実にあと45分程。ギリギリ。
もしシャウエン行きが一日一台で、バスターミナルへの到着にもっとてこずっていたら、この日はシャウエンへ行けなかったかもしれないと思うと冷や汗タラリ。
(シャウエンまでの道のりは半日かかるので、本当に一日一台かもしれない。)
バスは計4回休憩(昼食30分含む)込みで7時間弱。
幾つかの街に立ち寄るのですが、バスに乗っている東洋人の僕の顔を、皆がジロッと見つめてきます。
こちらからニコっとしてみると微笑み返してくれる人もいます。

絵に描いたような山や野原の風景を見ること7時間、シャウエンに到着。

この街は幾分観光客が多い様子。
でも東洋人は極めて少ないです。
太陽が昇ると気温も急上昇。
数日前はマイナスの世界にいたのに、今日は25度を超えています。
あつい。
帰りのバスのチケットを予め購入しておこうと受付へ。
二つのバス会社の事務所が並んでいました。
CTMと比べるとバスの本数が一日一台<一日三台で多く、値段も若干安いというバス会社があったのですが、行きに乗ってきたCTMのほうが信頼できそうだったので帰りのチケットもCTMで購入。
事務所の前でウロウロしていると、色んな人が話しかけてきます。
なにやら変に親切で親しげにバスのことや宿のことを教えてくれます。
やだなぁと距離を置きながら話していると、急に声を低くして「これ吸うか?ホテルまでも安全に持っていけるぜ」と茶色い粘土みたいなものを手の上に転がして見せてきます。
なるほどそういうことね、と「ノーノー」と振り切りバスターミナルを出発。

バス停を出て、左手にある急な坂道を上っていくと、ムハンマド5世広場。
そしてさらに奥へ進むとメディナの入り口アイン門に辿り着きます。
ここに行くまでの間も何回もブツを勧められました。
(物体が不明なため「ブツ」で誤摩化しました。)
さて、ここをくぐると栄えた市場が迎えます。
これです。
シャウエンで迎えるのは鮮やかなブルーに染まった家々。
ホテルでチェックインを済ませ、街へ散策。

お土産屋さんが「コンニチワー」「サヨナラー」とあちこちから声をかけてきます。
◆面白かった日本語ベスト3◆
3位 「コンニチワ サガワケン!」
そんな県ありません。惜しい。
2位 「サヨナラー オナカガスイタ。」
かわいそう。
1位 「オーサカ?ニーガタ?ミタカ? …マリファナ。」
三つ目に三鷹を持ってくるマニアックさと、最後のオチが完璧。
日本にブラザーがいると言って呼び止められ、店内へ連れて行かれます。
奥から写真を沢山取り出して、見せてくれます。
そして一通りその話が終わると営業トーク開始。
以前その店で買っていった人達の感想ノートのようなものを見せて、日本人のページを見せてくる。
「とくに押し売りするわけでもなく、安くて素敵な絨毯を売って頂きました」とか書いてある。
あちゃぁまいったなと思って、「荷物が小さいから」とか「写真撮りにいきたいからすぐに行かなきゃ」といって店をあとに。
店を出る時はすんなり帰してくれました。なるほどノートの通り「押し売りするわけ」ではないんですね。
感じの良い方だったのですが、絨毯への関心が皆無であったためスタスタと店を出てすみませんでした。

シャウエンには元気な子どもたちもたくさんいます。
歩いていると、東洋人の僕の顔を子供達は黙ってマジマジと見つめてきます。
おなじく「コンニチワー」「サヨナラー」と言ってくる子もいます。
ニコっとしてみると嬉しそうに微笑み返してくれる子もいれば、黙ったまま見つめ続ける子も。
途中でデジカメに興味を示した子が「撮らせて撮らせて!」
自分の首にかけたままデジカメを貸したのですが、あちらこちらへグイグイと引っ張る。
まるで首輪を繋がれた猿になった気分。
撮った写真がすぐに画面で表示できるのが面白いらしくバシャバシャ撮っていました。
半日バスに乗っていたので、もうすでに日は陰ろうとしてきています。
メディナの中央に位置するグラン・モスク。
ドバイで大音量で流れていたコーランも、ここではちょっと音量は抑え気味。
久々にコーランを聞けて、癒されました。

そしてかなり久々に「肉らしい」肉にありつきました。
やっぱり肉は素晴らしい。
物凄い勢いで頬張りました。
奥にある飲み物はホフィ(Khokhi)。
中国の緑茶にミントの葉と砂糖の塊を入れたもの。
甘くて美味しいんです。
食べて一息ついているともう暗くなってきます。

お歳を召した方々は移動がとても大変そう。
この後ろ姿が物語っているでしょう。
階段の途中で一息ついているオバサマをあちこちで発見しました。

ちょっと短すぎる散策でしたが、この目でこの可愛い町並みを見ることができて満足。
夜のモスクを見ながらホテルへ戻ります。

こんな壁掛けも買っちゃいました。
部屋に飾るのが楽しみです。
でもビニール袋にポイッと入れられただけ。
この小さなナップザックの中で、果たして無事に持って帰ることができるのか!?
明日の朝7時のバスに寝坊しないよう、
早めに寝ましょう。シャウエンでした。




















