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そこにある芸術とビリビリトロニカ 2010/02/10

Posted by yuichirofuji in 休日, 想念.
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サイバーアーツジャパンという展覧会に行ってきました。
場所は東京都現代美術館。

清澄白河駅から歩いて10分ほど。
結構不思議な場所にあります。

日も暮れそうになっている頃に着いたのですが、
閉館ぎりぎりだったからか、
「メンテナンス中」とか「ただいまお休み中」とかがいくつかあって、ちょっと残念でした。

久々に美術館の空気を吸ったのですが、良いものですね。
なんとなくインテリな気分になれたり、お洒落ピープルになった気になれます。
本展意外の展覧会も同時に見たのですが、
どれも非日常的な感覚に浸らせてくれるものばかりでした。

芸術と呼ばれるもの、たとえば絵も音楽も書籍や映画も、今ではすっかりメディアとして一括りにされ、ポケットに収まるような小型デジタルデバイスに収納できるようになりました。
けれども高さ10メートル程もある真っ白な部屋にぽつんとおかれたオブジェをみて、空間と物体の対比を肌で感じたり、細かい穴の開いた巨大な紙とそこに当たるスポットライトが織り成す光のきめ細かさを目に飛び込ませると、
やはり「芸術」が「そこにある」という感動の大事さがよく分かりました。

こういった「キワモノ」(というとたいそう失礼だが)的な芸術作品はとくに、作り手の気概が伝わってくる。
「こんな見方はどう?」とか「俺の価値観はこうなのだ」という思いがビシビシと伝わってくる。
そういう思いは、今の時代においてとても大事なものだと思うのです。

僕らが「当たり前」だと思っているものって、
実はこの10年20年で築かれた価値観だったりすることは往々にしてあるし、
その「当たり前」は常に変化して動き続けている。

そんな不安定なものに怯えるよりも、自分の中にある確固たる価値観に気づいて、それを大事にしていく方が、時代に翻弄されずに落ち着いていけるんだと思います。

本展のなかで一番印象に残った作品「electric stimulus to face」。
既にとても有名だけど、大スクリーンに被験者25人前後の顔映像が流れる光景は爆笑ものでした。
これでも実はちゃんとした実験だったりするようです。
見せ方によってこんなにもエンタテインメント化するなんて、すげえ才能です、真鍋大度さん。

雪積もる = 行き詰まる 2010/02/04

Posted by yuichirofuji in 想念.
2 comments

ちょっと書き途中で止まっていたので、日付がおかしいですが。

雪がふっております。2月1日。
中学受験初日ですね。
近所に私立女子中学があるようなので、今朝は緊張した面持ちの女の子とその親御さんを何人か見かけました。

印象に残ったのは、試験会場へ子供を送る親御さんの顔。
今日まで大変な山谷があったか分かりませんが、なかなか成績が上がらない子供を怒鳴ってしまったり、追い詰めてしまったりしたこともあったかもしれません。
それでも受験当日はもう自分の子供を信じるしかない。
横にいる子供が力を発揮することを、じっと願って待たなければいけない。

子供は飄々としているのに、親が異様に焦っていたりする光景はなんとも滑稽です。
僕も中学受験を経験した身であり、当事者として、受験・私立中学に向けた親達の異常なまでの執念は、未だに疑問を感じている部分が多いです。色々な価値観・判断基準がある世の中で、ただひとつ偏差値という基準で子供たちを競争社会に漬け込むのはいささか勿体無いのではなかろうか。
そんなことを未だに考えたりするのです。

でも最近思うのは、こうして僕自身がいろんな経験を踏まえて上記のような考えを抱き大事にしているように、中学受験の親たちは彼らの人生で学んだことを大事にして、それを信じ、その価値観を子供に受け継ごうとしているだけなのだ、ということです。

そう考えると、
雪で滑りやすくなった道を、娘の手を引きながら、しっかりと覚悟を決めたように歩いていく親御さんの顔が、なんだかとても優しくて暖かいものに感じた次第でございます。

あーまた、当たり障りない感じになっちゃった?

かれこれそんな僕も、職に就き、ひとりで暮らしているわけです。
自分の人生を後々後悔したり言い訳しないためにも、すべて自分で選び決めていくんだ、なーんて偉そうなこと言いながらやってきましたが、気づいたらちょっとした泥沼にハマっております。

それは「自由」の裏側にいつも潜んでいる「迷い」です。
これもまた書き始めると長くなるので、今度の機会にしましょう。

そうそう、本日カンブリア宮殿というテレビ番組で、僕がとても尊敬している経営者 星野佳路が出演していました。
その中のシーンで星野さんが言っていた言葉は、相も変わらず軸のある言葉でした。
「自信を持って欲しい。
少々の反発にひるまない。
われわれが提案したいのは、これなんだ!という思いで。」

己の軸ってのは大事にしなきゃね。
迷うな。進め! わー!