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19日目ニューヨーク 2008/03/19

Posted by yuichirofuji in 世界一周.
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3月19日 New York


朝まで飲んだくれて、結局次の日起きたのは昼の1時過ぎ。
しとしとと雨が降るニューヨークの街を窓から眺めながら、しばらく大人しく前日の日記を作成。
日記を仕上げるのと同時に友人が起きたので、準備をして出発しました。


地下鉄に乗り、MOMAという美術館へ。


写真の通り、The Museum of Modern Artの頭文字をとって「MOMA」ということだそうです。


中へ入ると虹色の床のお出迎え。


見たことのある作品があちらこちらに。


友人はこの作品をとても気に入っていました。


作品の種類は様々で、映像作品も多数展示されていました。


不機嫌そうなオッサンの顔。


近づいてみると、ドットのなかに色々な人のモチーフが描かれています。


写真もたくさんありました。展示の仕方もとてもお洒落。


数字が落ちているこのオブジェはどんな意味だったのかなぁ。


これもとても有名。でも作品名等がわからないまま。


間近で絵のタッチを見ていると、その作品のパワーに吸い込まれそうになります。


ピカソの絵に遭遇。友人と「すごいね!」。


ゴッホの星月夜。ゴッホの絵のタッチもとても面白い。

インタラクティブアートのフロアへ。


世界中の子ども達へのパソコン供給を目指した100ドルPC。
実際に見ると、とても洒落た可愛いデザインで驚き。

「みんなモンスターになりたいかい!?」と子ども達にかけ声をあげるガイド。
もう大人ですが、かなり楽しんでしまいました。


自分の影がキモチワルイ形に変形します。


友達「異様な風景だ」 たしかにw


閉館までたっぷりとMOMAを楽しみ、その後極度の空腹を満たす為にFRIDAY’Sという庶民レストランへ向かいます。
ん〜雨は止まないねぇ。

セント・パトリック大聖堂の前も通りました。街の中にドーンとそびえ立つこの存在感。でも街にとても馴染んでいるのがニューヨークの街並みの素敵なところ。

クリスマスの巨大なツリーで有名なロックフェラーセンター。


そしてFRIDAY’Sに到着。

このバーガーの美味しいこと!!
写真を撮っていたせいで友人より遅く食べ始めたのに、圧倒的スピードで先に食べ終わりました。
肉がとても美味しかった。
日本にもあるらしいので是非行こう!


そしてAppleStoreへ。
友人も僕も生粋のマカーであります。
このニューヨーク滞在の間、合計何時間Macの話をしただろうってくらい。

お店は地下にあるのです。
立方体のガラスでできたエントランスはその地下への階段とエレベーターがあるだけ。
建築デザインの勉強をしている友人はこのAppleStoreだけでなく、ニューヨークの街にある様々なショップのデザインにまつわる蘊蓄を話してくれます。


なかではみーーーんなインターネット。
チャットしている人もいます。
友人曰く、展示されているiPhoneで私用の電話をかけている人もいたとか。
それでも自由にMac製品を触ることを許しているAppleの太っ腹なスタイルは素敵です。

AppleStoreでiPodを買うか買うまいか悩みすぎていた為に、店を出るとすっかり暗くなっていました。

マンハッタンの夜景を一望したいという僕のわがままで、友人と地下鉄へ。


駅によってそれぞれ雰囲気が違ってとても面白いです。


そして到着!
雨雲でビルの頭が全く見えていないんだけど、このモヤッとした夜景もとても素敵です。


友人はすっかりニューヨーカーっぽくなっていて格好良かった。

彼のお気に入りの街へ。
(さっきから地名が全く紹介されませんが、行き先を全て友人に託していた為に殆ど覚えていないのです…)


BEDFORDって書いてあるね。
他の街とはまた違う雰囲気で、アーティストが沢山住んでいた街だそうです。


さっきあんなに大きなハンバーガーを食べたのに、食いしん坊なわたくしは既に第二次空腹タイムに突入。
友人はまったくお腹が空いていないのに、またまた無理矢理オススメのレストランへ連れて行ってもらいます。

ブルックリンの地ビールのほろ苦さがとても美味しかった。
昨日の牛角に続き、ここでも日本食。
といってもこのカルフォルニア巻っつうものを食してみたかったので頼んだのです。
この他にもアボガド巻も注文。
「なんで女はアボガド好きが多いのか」とかいうくだらない話に花を咲かせ、僕がお腹いっぱいになった頃、時間差で友人の彼を空腹タイムが襲います。
トムヤムクンを注文するかしないかで彼は大分悩んでいましたが、僕がもう食べ終わって満腹になっているのを気遣ってくれて、そのままお店を出ます。


地下鉄に乗り、おうちへ着いてゴロゴロしていても、「トムヤムクン」と名残惜しそうに何べんも言う友人。
ごめんね。こんど東京に来た時に是非食しましょう。

高校を卒業してアメリカの大学へ進んだ友人。
当時、何の努力もせずに「いいなぁ」と羨んだり「あんな英語力でアメリカの大学に入れるのか」と捻くれた目で見ていた自分がいた気がします。
彼の中にあった固い決心とそこに突き進む行動力の力強さに初めて気付けたのは、それから何年も経った後で人づてに彼のアメリカでの暮らしぶりを聞いたときでした。

とても大事なことに気付かせてくれた彼と、久々にこうして会ってゆっくりと話をできることはとても幸せです。

そんなことを感じながら、この旅の最後の一泊の夜は更けていきました。